【手話は世界共通なの? 】実体験を元にわかりやすくお話しします! #オンライン手話大学 手話コラム

手話は世界共通なのか?
よく聞かれる質問の一つです。
皆さんも疑問に思ったことはあるのではないでしょうか?
手話が世界共通だったらとても素敵なことですよね😍
しかし残念なことに...
手話は世界共通ではありません。
話し言葉にも日本語、英語、イギリス語があるように、手話にも日本語(JSL)、英語(ASL)、イギリス手話また国際手話などがあります。
※国際手話とは、国際補助語のひとつで、ろう者が国際交流を行う際に公式に用いるために作られた手話。
▶︎ルナ先生による世界(アジア)の手話表現の違い動画 (40秒)
アジアの国の手話は日本の手話に似ている!?
私がアジアの色々な国の聾学校を訪問した時、現地のろう者たちとなんとなく会話ができてしまったことから日本の手話とアジアの国の手話は似ていると感じました。特にカンボジア、ミャンマーあたりは似ていた表現が多かったと思います。(全く同じではありません)
現地のろう者に「なぜ私たちの手話は似ていると思う?」と質問した見たことろ、「戦前から日本人が手話を教えてくれていたから、私たちの手話はそこからできるている」と話していました。その話が本当なのかは調べることはできませんでしたが、もし本当だったらとても素晴らしいことだなと思いました。
また、日本のろう者さんの話によると韓国の手話は日本の手話ととても似ていると聞くので、アジアの手話はどこの国も似ているのかもしれないですね。
聴者が韓国やタイ、ベトナムなど英語を使う以外の国にいった時は、ほとんどコミニュケーションを取ることはできませんが、手話の場合、なんとなく話せてしまいます。
これが手話の魅力の一つです。
空港でイタリア人ろう者夫婦にあった時の話
自分の経験からアジアの手話がなんとなく似ていると知っていた私は、ヨーロッパやアメリカの手話にもとても興味を持っていました。
ある日、空港で友人の出国を見送ったあとに空港内のレストランで食事をとっていた時に、隣の席に案内されてきたのが、イタリア人ろう者の夫婦でした。
何か助けになればと思い、話しかけたところ、、
全く何を言っているかわからない、、、笑 そして私の手話も通じませんでした。
そんな時はジェスチャー!(国際手話を学んでいればよかったw)で少しコミニュケーションを楽しんだ後、私は食事を終えて店を出ました。
文化が全く違う国ではやはり手話も全く違いました。
いやー実に面白い!
日本の手話で「兄」という手話は、海外では「侮辱表現」のように文化の違う国では手話が全く違います。
日本語の方言が衰退して共通語に移るように手話も共通化が進んでいます。
国際手話のような世界共通の言語がもっと広まり、いつか世界中の人と普通に話せる日が来るといいですよね😊
オンライン手話大学が推薦する本
▶︎独学で手話を始める方に!
動きが鏡合わせになった「ミラー映像」を、本でもDVDでも採用。
ビギナーでもすぐにまねができる親切設計。
新しい語彙や、地震などいざというときに役立つ手話も収録。
▶︎国際手話に興味がある方に!
海外のろう者と国際手話で会話できるよう、8場面(あいさつ・観光・乗り物・買い物・レストラン・スポーツ・病院・トラブル)の会話文と必要な単語を、写真と動画で掲載。
オンライン手話大学は
学んだ手話を実践できる、会話の経験を積める場所❗️
聴者と話すことが大好きなろう者たちと スマホ、タブレット、PCから友達感覚でマンツーマンで気軽に話せる ZOOM"手話トーク"✨
伝わる楽しさが病みつきになる💗 まずは体験してみてね👍✨
体験手話トークはこちらから
▶︎https://www.onlineshuwa.com/